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子どものありのままを受け止める──看護師・村松さんが語る、障害福祉の仕事の魅力

「『嬉しい』『楽しい』だけじゃなく、『嫌だ』『悲しい』も全部受け止めることが大切だと思っています。」

──そう語るのは、児童発達支援・放課後等デイサービス「えま2nd」で看護師として働く村松さん。息子さんが医療的ケア児だったことをきっかけに障害福祉の世界へ飛び込みました。障害福祉未経験からスタートした村松さんが、この現場で得た喜びとやりがいを語ります。

入社のきっかけ──息子が教えてくれた新しい世界

質問:入社の経緯を教えてください。

村松: 息子が医療的ケア児として児童発達支援・放課後等デイサービス事業所に通っていたとき、知人から「看護師を探している放課後等デイサービス事業所があるんだけど、働いてみない?」と声をかけてもらいました。ちょうど仕事を探していたタイミングだったこともあり、「これも何かの縁かな」と思い、挑戦してみることにしたんです。

実は、息子が障害を持って生まれるまでは、障害福祉の世界についてほとんど何も知りませんでした。でも、息子を通じてこの分野を知るようになり、「少しでも役に立てることがあるなら」と思い、看護師として再スタートを切ることにしました。この新しい挑戦が、自分自身にとっても学びの多い貴重な経験となっています。

日々の業務内容──看護師として医療スキルを活かして、子どもの安心を守る日々

質問:日々どのような業務を行っていますか?

村松:主に子どもたちの健康管理と医療的ケアを担当しています。一日の流れとしては朝の送迎から始まり、施設では利用する子どもたち一人ひとりの体調確認はもちろんのこと、経管栄養注入、喀痰吸引、服薬の管理、そのほか必要に応じた医療的処置を行っています。その合間には、食事介助や入浴介助、レクリエーションや、季節に応じた制作活動のサポートにも入ります。一日の最後には送迎で子どもたちをお家にお届けします。

子どもの感情を全て受け止める──保育園で学んだ姿勢

質問:日々の業務で意識していることは何ですか?

村松:一時期保育園で働いていた経験があり、そのときに保育士さんたちから「子どものありのままを受け止める」ことの大切さを学びました。「嬉しい」「楽しい」だけではなく、「嫌だ」「悲しい」といった感情もすべて受け止めることが、子どもたちの安心につながると感じています。

療育とは?──子どもの“今”の興味を見つけ、伸ばすこと

質問:村松さんにとって「療育」とは何ですか?

村松:「療育」とは、子どもの現在の興味や関心を見つけ、それを伸ばすことだと思っています。その子が何に興味を持っているのかを理解するためには、常に観察し、気づく努力が欠かせません。もちろん、100%気づけるわけではありません。でも、その子が「これをやりたい!」と夢中になる瞬間を大切にすることで、新しいスキルや楽しさを引き出せると感じています。障害の有無に関係なく、「その子にとっての今」を見つめることが、私の考える療育の根幹ですね。

安心して学べる職場──サポート体制が整った環境

質問:職場の雰囲気について教えてください。

村松:入社時の2年8ヶ月前、障害福祉は未経験だったので何もわからない状態で働き始めました。しかし、ここは「わからないことを気軽に聞ける職場」でした。みんなとても優しくて、何度でも丁寧に教えてくれるんです。いろいろな職種の人がいるので、普段の業務を通じて幅広い知識を得られるのも大きな魅力です。

また、研修支援が充実していて、外部研修にも参加できる環境があります。実際に私は、医療ケアの技術をブラッシュアップするための研修に参加し、学んだことを現場で生かすことができました。

さらに、子どもが体調を崩したときなど、急にお休みが必要な場合でも、スタッフ全員がフォローしてくれるので安心です。子育て中の方でも働きやすい体制が整っていると感じます。

子どもの信頼を感じた瞬間──安心できる存在でありたい

質問:重度心身障害児と関わる仕事をしていてやりがいを感じる瞬間はありますか?

村松:正直に言うと、私は「やりがい」を強く意識するタイプではありません。しかし、「子どものありのままをの姿を受け止める」ことで、子どもたちが私を信頼してくれていると感じられたときはとても嬉しいです。

子どもとの関わりにはゴールも正解もないと思いますが、これからも子どもたちのありのままを受け入れることで、安心して過ごしてもらえる存在になれたらいいなと思っています。

転職を考える看護師の皆さんへ──まずは見学に来て雰囲気を感じてほしい

質問:児童発達支援・放課後等デイサービスに転職を考えている方にメッセージをお願いします。

村松:「子どもたちが可愛い」という気持ちがあれば、きっとこの仕事は楽しいと感じられると思います。障害福祉は、看護師としてのスキルを活かせるだけでなく、新たな視点や学びを得られる場でもあります。

初めての分野に不安を感じることもあると思いますが、まずは見学に来てみてください。この職場の温かい雰囲気を感じてもらえれば、きっと一歩踏み出す勇気が湧いてくるはずです。スタッフ全員でサポートしますので、一緒に楽しく働けることを楽しみにしています!

まずは施設見学にお越しください

村松さんが実践する「子どものありのままを受け止める」という姿勢は、看護師として児童発達支援・放課後等デイサービスの現場で働く魅力を象徴しています。この仕事には、子どもたちの成長に寄り添い、自分自身も学び成長できる無限の可能性があります。まずは見学を通じて、この職場の温かさを実感してみてください。

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