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障害福祉の現場で見つけた“本当のやりがい”──理学療法士・北川さんが語る障害児支援での成長と楽しみ

写真:理学療法士の北川さん

「この子と一緒に成長することで、自分も成長させてもらっているんです」

──名古屋市瑞穂区にある児童発達支援・放課後等デイサービス「龍」で理学療法士として活躍する北川さん。病院勤務から一度はブライダル業界に転身し、再び理学療法士として障害福祉の現場に転職した北川さん。彼が見つけた「本当のやりがい」とは?子どもたちと笑顔あふれる日常を共に過ごす仕事の魅力を伺いました。

転職のきっかけ──理学療法士としてもう一度挑戦する勇気を持てた理由

質問:理学療法士として障害福祉の現場で働くことになったきっかけは?

北川:病院で3年間理学療法士として働いた後、ブライダル業界に転職して約10年間、サービスマンとして活動していました。でもあるとき、「自分が本当にやりたかったことは何だろう?」と立ち止まる瞬間があり、理学療法士としてのキャリアを再び考え始めました。

「龍」を紹介されて見学に行ったとき、まず驚いたのは子どもたちが過ごす環境の温かさでした。「お家のような雰囲気」の中で、スタッフ全員が私のキャリアをポジティブに受け止めてくれたんです。その瞬間、「この人たちと一緒に働きたい」と感じました。

日々の業務──「一緒に遊び、一緒に成長」

質問:理学療法士としてどんな業務を担当されていますか?

北川:日々の仕事は、利用児と一緒に遊んだり、楽しい時間を過ごすところから始まります。その中で、理学療法士としての専門性を活かし、子どもの動作獲得をサポートしています。たとえば、基礎動作(寝返りや起き上がりなど)を遊びの中に自然に取り入れ、「楽しみながら成長する」環境をつくることを大切にしています。成長する子どもたちの姿を見るたびに、自分も元気をもらっています。

子どもの表情が教えてくれる──信頼関係から始まるリハビリ

質問:日々の業務で意識していることは何ですか?

北川:一番意識しているのは、子どもの表情です。「楽しいかな?」「不安そうじゃないかな?」と、言葉ではなく表情から感じ取ることが多いんです。ある男の子は、最初は人見知りで私に近づくことさえ嫌がっていたんですが、少しずつ心を開いてくれて、今では「一緒に遊ぼう!」と抱きついてくるようになりました。こうした信頼関係が、子どもたちとのリハビリの第一歩だと思っています。

職場の雰囲気──「多様な価値観をリスペクトし合う場」

質問:職場の雰囲気について教えてください。

北川:「龍」のスタッフは本当に多様な価値観を持つ個性的な人ばかりですが、全員お互いにリスペクトを持って働いている素晴らしいチームです。日々の子どもたちの変化や支援方法について意見を出し合い、それぞれの視点を共有することで、支援の質がどんどん高まっています。ざっくばらんに話せる雰囲気もあって、自分の成長にもつながる職場だと感じています。

やりがいの瞬間─触れることから始まる成長と癒し

質問:子どもと関わる仕事をしていてやりがいを感じる瞬間は?

北川:トイレ動作を練習していた男の子が、自分でズボンを上げ下げできるようになったときのことは、今でも忘れられません。彼が成功したときは、嬉しくて思わず抱きしめちゃいました(笑)。しかもその達成感を、彼自身も感じているんようなのです。彼が成功したときの達成感を、自分自身の喜びとして感じられるのが、この仕事の醍醐味です。一緒に成長できるのが本当に嬉しいですね。

理学療法士として働く魅力──「子どもたちの“日常”に寄り添う」

質問:病院での仕事との違いは?

北川:病院では決められたリハビリ時間だけ患者さんと接しますが、「龍」では「おはよう」から「さよなら」までの一日の始まりから終わりまで子どもたちと過ごせます。成長の過程を間近で見守りながら、日常生活の中で、自然にリハビリを織り交ぜながら支援できるのは、福祉の現場ならではの魅力ですね。例えば、理学療法室のような特別な設備はありませんが、テーブルや椅子を使って「その子に合わせたリハビリ」を工夫します。普段の生活環境でのリハビリには、より実践的な意味があると感じています。
また、子どもたちの成長の過程を日常的に間近で見守れることに、大きなやりがいを感じます。

転職希望者へのメッセージ──「まずは挑戦してみて」

質問:重度心身障害児支援へ転職を考えている方にメッセージをお願いします。

北川:ここで働く上で大切なのは、「子どもが好き」という気持ちと、人にリスペクトを持てる姿勢です。理学療法士としてのスキルを活かしながら、日常生活に寄り添った支援ができる環境は、福祉の現場ならではの魅力だと思います。

初めは不安があるかもしれませんが、ここでは「子どもが好き」という気持ちが一番の武器になります。また、スタッフ全員がリスペクトを持って接してくれるので、初めての方でも安心してチャレンジできる環境です。

サポート体制が整った職場なので、まずは挑戦してみてください。ここでの経験は、必ずあなたの可能性を広げてくれるはずです。子どもたちの成長に寄り添いながら、自分自身の成長も感じられる場所です。一緒に働けることを楽しみにしています!

まずは施設見学にお越しください

「日常」の中に寄り添いながら、子どもたちの未来を支える理学療法士の役割。北川さんの言葉から、福祉の現場で働くことの魅力が伝わってきます。子どもと共に成長しながら、理学療法士としての新たな可能性を見つけてみませんか?

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